明けの明星 

明けの明星はLucifer(ルシファー)の別称。 「明けの明星」とは金星の事で、この星の夜が明けてからも 最後までその光輝を残す事に由来。反グローバリズムで、 国民(地域)経済派。重にそれに沿ってブログは書く予定です。

ジョルダーノ・ブルーノ 03/30

ジョルダーノ・ブルーノ
Giordano Buruno(1548−1600、イタリア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8E

日本では馴染みの無い存在ですが、彼の母国イタリアでは
「新時代開拓の殉教者」と呼ばれ、敬われている存在です。
彼は、19世紀のドイツロマン主義者シェリングによって見出され、
現在では哲学・宗教の世界ではちょっとした有名人です。
彼が自らの主張を貫き通して火あぶりの刑に処される間際
「裁かれている私よりも、裁いているあなた方の方が、
真理の前におののいているではないか?」 と異端審問官等
当時の強大な邪悪なる善意の塊である教会に死を賭して最後
まで抗い続けた高潔な立派な人物です。この時代、ルター如き塵屑
が行った宗教改革を注視するよりも、彼自身の存在こそ人類
全体にとって注視すべきもの・・・時代の先を見通しすぎた
特異な存在です。特異ゆえに時代に受け入れられず、終生孤独で
理解者が乏しく、それゆえ気難しくなり、最後には自らの信念の
為に当時の無知で愚かな時代の壁で思考が停止した愚かな人間達に
裁かれ壮絶な最期を遂げる・・・
代表作
「無限、宇宙および諸世界について」
賢者は時代に関係なく真実という的の中心を確実にその眼で射抜く。

「宇宙は無限の拡がりであるが故に、無数の万物を包み、しかも万物
はそのなかで生成流転を繰り返しながら、それらを包む宇宙は永遠不変
である。その展開された姿においてさまざまの差異・対立を含みながら
、宇宙そのものは、『ありうるものすべてを包み、しかもそれらに無関
心』な一として存続している。
したがって宇宙そのものには上もなければ下もな<限界もなければ
中心もない。消滅もなければ生成もない。(中略)無限なる宇宙のなか
には無数の天体(世界)が存在し、そのなかでまた無数のアトムが
離合集散を繰り返している。したがって、この地球(世界)と同様の
世界は他にも存在するはずだし、われわれ人間同様あるいは『より
すぐれたものも、どこかに住んでいないとは考えられない』」

 「それ故に私は目に見た真実を隠そうとはせず、それを赤裸々に
表明することを怖れない。光と闇、知と無知との戦いが永劫に続けら
れるように、憎悪、口論、騒擾、攻撃は到る処で繰り返され、しばし
ば生命さえもが脅かされる。
それは愚かしく粗野な大衆によるだけではなしに無知の元凶ともいう
べき学者たちによってさえ惹き起こされるのである」

ルネッサンスという教会の支配から抜け出し偉大な人間性
を取り戻そうという暗黒時代にふとわいたような光り輝く時に、
歴史上異彩を放つ数多くの人物が生まれましたが、彼は間違いなく
別格の存在でした。いずれ彼の存在が全世界の脚光を浴びる事と
なるでしょう。(余談ながら、ルターの宗教改革とは、当時最も強大で
最も邪悪な死に体だった教会を生き長らえさせるというとんでもない
行動だった訳です)
真理を求め、懸命に研鑽に励む青年の姿は美しい。時代の無理解と迫害
を恐れず、真実に向って只管走り続けた日々が窺い知れよう。
「哲学的自由の尊重のために、私がひたすら守ってきたものは、目を
閉じることなくはっきりと見開け、という教えであった」

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謀略は、衰世を正す最後の手段


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